空間デザインというと、専門のデザイナーが知識をふんだんに使って、立派な設計をするように思えるけど、実は身の回りをちょっとだけ整えて、デザインするとなかなか居心地のいい場所ができるんです。
例えば、
毎日使う仕事机、勉強机、食卓テーブル、リビングのローテーブル、その上でなにかしらの作業をするときに、余計なものがいろいろ乗っていたら作業に集中できませんよね。
昨日の仕事の続きの書類が開き、ペンも散乱している仕事机?
勉強机も然り。
TV、エアコンなんかのリモコンがいくつも置いてあって、小さなカゴには虫刺されの薬や、リップクリーム、ハサミが入っていて、台ふきんも傍らに。。。こんなテーブル?
いやですね。
気持ちよくいつもの作業を始めるためにも、身の回りの小さな空間からデザインの基本に沿って、見直してみましょう!
デザインの基本
デザインするというお話をしたときに、デザインの基本を4つ上げました。
ここでもう一度おさらいしますね。
- 並べる
- グループで考える
- 繰り返す
- コントラストをつける
そうなんです。
デザインってそんなにかしこまったことではなく、ルールに従って見た目を整えてみるということなんです。
特に、本棚の本の並び方や調味料たち、タオル類とか化粧品など
グループになるようなものをルールで並べると見違えてキレイになります。
どこを整えたらいいか確認
まずは写真に撮ってみる、鏡に写して反対から見る
こんなことをすると客観的に見れるので、どこを揃えたら良いか、同じグループがどこに散らばっているか、色のまとまりはどうか。。。などを確認できます。
本だったら、高さを揃える、背の高いものから低いものへ並べる。
背表紙の面を揃える。
それだけで、すっきりします!
調味料や化粧品も然り、器の高さや大きさを揃えて並べたり、
ラベルを自分で作ってみたり、ガラスの容器だったら中身の色を並べてみたりして遊び感覚でも十分楽しくキレイに並べられます。
こんな風に並べる、グループで考えるからはじめて、慣れてきたら
遊びを入れて、コントラストを付けたり、カタチや色を繰り返してリズムを作ったりしてみます。
仕上がったテーブルの上や、本棚など、もう一度写真に撮ったり、鏡で反対から見てみてください。
さっきまでとの違いに驚くこと間違いなし!
Crystal ISM 2018年11月16日放送分
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